会社員の為のキャリアアップガイドbytomo

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預金と投資のどう配分する?

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新年度を迎え、投資を始めるという決断は、

将来の資産形成や資産運用を考える上で重要な一歩です。

しかし、預金と投資の配分については、

個人の状況に応じた慎重な考慮が必要です。

今回は、一般的な考え方と留意すべきポイントについて解説します。

〈預金と投資にお金をどう振り分けるか〉

まず5年以内に使用予定のある資金を確保します。

家電や車の買い替えを結婚、住宅の購入、子供の教育、

不測の事態に備える生活防衛などの資金です。

家族構成や今後の予定で変わるため、

今、自分にはどのぐらい必要か算出しておきたいところ。

5年以上使用予定のない資金がわかると投資に回しやすいですよ。

〈なぜ5年以上使わない資金で投資を考えるのか〉

直近50年の世界株式のデータを基準に算出した結果から

投資期間が1年間だと、プラスになる確率は7割以下だが

5年間にすると8割に達したことがわかりました。

期間を10年、15年延ばすと、プラスになる確率はさらに上がります。

世界経済が長期的に成長している結果だと考えられます。

5年投資を継続すると8割の確率でプラスになるのであれば、

5年以上使用しない資金は投資回してみましょう。

〈投資をするまえに〉

ただ、投資にはリスクが伴います。

株式や債券は価格変動が激しい場合もあり、

元本の一部や全額を失う可能性があることを理解しておきましょう。

そのため、投資に充てる金額は自己の経済的余裕を基準にするべきです。

緊急時の備えや生活費をカバーするための

十分な預金残高を確保することが重要です。

〈預金と投資の配分について〉

年齢や家族構成も配分の決定に影響を与えます。

若い方は将来の資産形成を優先し、リスクを取ることができるかもしれませんが、

子供や家族の養育費用や将来の教育費用に備える必要がある場合は、

安定した預金への配分を考えるべきです。

さらに、収入や資産状況も考慮すべき要素です。

充分に安定的な収入源があり、資産も豊富であれば、

投資への配分を増やすことができます。

しかしながら、収入が不安定である場合や資産が不十分な場合は、

リスクの少ない預金に比重を置くべきです。

〈将来の生活設計も考えておく〉

退職資金や老後の生活費、旅行や住宅購入などを達成するためには、

長期的な目標に沿った投資プランを立てることが重要です。

一方で、短期的な目標や予定されている支出がある場合は、

安定した預金への配分を増やすことが適切です。

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以上が、預金と投資の配分について考慮すべきポイントです。

具体的な配分比率は個人の状況に合わせて検討する必要があります。

また、投資に関してはリスクがあるため、

専門家のアドバイスを受けることもおすすめします。

投資は資産形成の一環として重要ですが、

自己の状況を踏まえた慎重な判断が求められます。