未経験からIT業界の転職を考える方は少なくありません。
しかし、経験者に比べてスキルや経験の面で不利になる部分もあるでしょう。
そこで今回は、未経験からでも活躍できるおすすめのIT資格を5つご紹介します。
〈未経験者がIT業界へ転職するなら資格は必要?〉
そもそもIT業界で働くのに資格は必要なのでしょうか?
例えば、「業務独占資格」と言われる
弁護士、医師、税理士などは資格取得が必須です。
一方で、IT関連の資格は、「業務独占資格」に該当しないため、
持っていなくても仕事をすることは可能です。
〈IT人材になるには何が必要でしょうか?〉
先端IT人材にはAIやIoT、ビッグデータなどの最新技術に精通することが求められます。
具体的には、データ解析や機械学習などのAI技術、センサーや
通信技術などのIoT技術、データベースの分析・可視化などの
ビッグデータ技術などが必要です。
また、クラウド技術やセキュリティ対策についても理解している必要があります。
〈IT業界への転職におすすめの資格5選〉
■ ITパスポート
ITパスポートは、ITの基礎知識を有していることを証明する資格です。
情報処理技術者試験の中でも初級レベルであり、
未経験者にも取得しやすい特徴があります。
IT業界で必要とされる基本的な知識を習得することで、
転職活動や就職に有利に働くことが期待できます。
■ 基本情報技術者
基本情報技術者は、ITの基礎知識を持ち、
情報システムの開発や運用、管理に関する知識や
技術を有していることを証明する資格です。
システムアーキテクトは、システム全体を
設計・構築する能力を有していることを証明する資格です。
システムの企画や要件定義、設計、監理など、
ITプロジェクトの中心的な役割を担います。
IT業界でシステム開発のキャリアを目指す方には特におすすめの資格です。
■ Microsoft Office Specialist(MOS)
MOSは、Word、Excel、PowerPointなどの
スキルを証明する資格です。
Microsoft Officeは企業でよく使用されるため、
未経験からの転職でも、
Officeスキルを持っていることでアピールできるでしょう。
■ Javaプログラミング能力認定試験
avaプログラミング能力認定試験は、
Java言語を使用したプログラミングスキルを証明する資格です。
プログラミング言語のなかでも多くの企業で利用されており、
Javaのスキルを持つことはIT業界での就職・転職において
大きなアドバンテージになります。
今回はIT業界のおすすめの資格を分野別にご紹介しました。
目的に合った資格は見つかりましたか?
まずは目的を明確にしてから、受験する資格を選択してください。
資格を取得することが目的にならないように気をつけましょう。